予防接種
予防接種
当院では、一般予防接種のほか乳幼児や小児、海外渡航者向けの予防接種を行っています。予防接種は予約制で行っております。初めての方や2カ月目になって初めてワクチンを予約されるお子さまは、計画立案のために来院をお願いすることがあります。お気軽にお問い合わせ、ご相談ください。
予防接種を受ける際は、予診票の記入が必要です。記入方法でわからないことがあれば、スタッフにお気軽にお声がけください。接種後は、30分程度院内で体調の変化がないかを観察しますので、お時間に余裕を持ってお越しください。
ワクチンを接種することで、お子さまを特定の疾患から守ることができます。適切なタイミングで忘れずに接種しましょう。接種し忘れた予防接種でも、スケジュールを組み直して接種できる場合があります。予防接種についてご不明な点や心配なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
乳幼児・小児予防接種は種類が多く、接種間隔も複雑でスケジュールが分かりにくいかもしれません。年齢ごとの一般的な予防接種の一覧を掲載しますので、こちらを参考にして予約をお願いします。また、定期接種と任意接種があり、定期接種の費用は公費でまかなわれ(一部自己負担あり)、任意接種は自己負担となります。補助内容の詳細については、市区町村にご確認ください。
ワクチン | 詳細 | 接種開始年齢 |
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ロタウイルス |
ロタウイルスは乳児の胃腸炎を引き起こします。
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生後6週以上 |
Hib(ヒブ) |
Hib感染症は中耳炎や肺炎、細菌性髄膜炎など重症感染症を引き起こします。
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生後2か月から |
小児用肺炎球菌 |
肺炎球菌は敗血症や肺炎、細菌性髄膜炎などを引き起こします。
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生後2か月から |
B型肝炎 |
B型肝炎ウイルスは慢性肝炎や肝硬変、肝がんを引き起こす可能性がある。
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生後2か月から |
四種混合(DPT-IPV) |
四種混合はジフテリア、百日咳、破傷風、不活化ポリオの混合ワクチン。
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生後3か月から |
BCG |
結核を予防するワクチン。
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生後5か月から |
日本脳炎 |
日本脳炎は蚊が媒介するウイルス感染症。
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生後6か月から |
麻疹・風疹(MR) |
麻疹は発熱・発疹から肺炎や脳炎を引き起こし、風疹は発熱・発疹を伴う。
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1歳から |
水痘(みずぼうそう) |
水痘は発熱と全身に水疱疹が多発する感染症。
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1歳から |
おたふく風邪 |
おたふく風邪はムンプスウイルスによる感染症で、発熱や耳下腺の腫れが特徴。
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1歳から |
二種混合(DT) |
二種混合はジフテリアと破傷風の混合ワクチン。
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11歳から |
生後2か月 | 肺炎球菌①+ロタワクチン①+B型肝炎①+5種混合① |
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生後3か月 | 肺炎球菌②+ロタワクチン②+B型肝炎②+5種混合② |
生後4か月 | 肺炎球菌③+ロタワクチン③+5種混合③ |
生後7-8か月 | B型肝炎③+BCG |
1歳0か月 | 麻しん風疹(MR)①+水痘①+おたふく①+5種混合+肺炎球菌(追加) |
1歳1か月 | (Hib追加+肺炎球菌) |
1歳6か月 | 水痘②(集団保育の場合は、初回から3か月後を推奨) |
3歳0か月 | 日本脳炎① |
3歳1か月 | 日本脳炎② |
4歳1か月 | 日本脳炎追加 |
5-6歳(小学校就学前) | 麻しん風疹(MR)②+おたふく②(+三種混合+不活化ポリオ) |
海外には、日本とは異なる感染症が流行している地域が多くあります。渡航先での健康を守るために、事前に必要なワクチン接種を受けることが重要です。渡航先の国や地域、滞在期間、目的(仕事、留学、観光など)により、接種が推奨されるワクチンや義務付けられているワクチンがありますので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
詳細な情報については、厚生労働省検疫(FORTH)のサイトでご確認いただけます。
また、海外で予期せぬ感染症や病気にかかってしまうと、日本のように保険が適用されない場合が多く、治療費が高額になる可能性があります。事前に予防接種を受けることで、リスクを軽減し、安全な渡航を実現しましょう。
当院では、予防接種のほかにも、海外赴任や留学のための健康診断や各種書類の作成を行っています。お気軽にご相談ください。
※予防接種は原則として保険外診療となります。
接種当日に発熱(37.5℃以上)がある場合や急性疾患にかかっている場合、ワクチン成分に対する強いアレルギー反応がある場合などは、接種を延期することがあります。
予防接種についてのご不明な点や詳細な情報が必要な場合は、当院までお気軽にお問い合わせください。